予防接種後の脱毛がNGとなる理由

全身脱毛を受ける際に注意したいポイントとして、予防接種との関係が挙げられます。インフルエンザが流行する前に毎年、注射するなど予防接種を受ける機会は意外と多いです。実は、予防接種後に予防接種を受けることはNGとされています。予防接種は体の中にに弱毒化した病原体を投与し、抗体を作り出すことを目的として行う医療行為です。弱くはなっているものの体内に、病原体を入れることになります。

予防接種後は発熱したり体がだるくなってしまうなど、病原体の作用で体調が崩れがちです。このような時に脱毛を受けてしまうと、いつも以上に肌への負担がかかり赤みやかゆみといったトラブルが起こりやすくなるのです。また体調不良で全身脱毛を受けるのも、身体的な負担となるため予防接種後1週間から2週間は脱毛を控えたほうが良いと言われています。

忘れがちな予防接種前にも注意が必要

予防接種後の脱毛はNGということは知っていても意外と、予防接種前の予防接種もNGということは忘れがちです。予防接種前だから脱毛の影響は肌に出ないのではと、思う方も多いのではないでしょうか。クリニックでポピュラーに行われているレーザー脱毛は、少なからず肌にダメージを与えてしまいます。 バリア機能が低下しているような状態で予防接種を受けてしまうと、発疹や腫れなどの肌トラブルが起こりやすくなるようです。予防接種前約1週間から2週間は、脱毛を受けるのを避けた方が良いでしょう。クリニックでの脱毛は完全予約制ということが大半なので、施術日の前後1週間から2週間は予防接種を受けないということが、思わぬトラブルを避けるコツとなります。